こんばんは、竜也です。
今回は、通販で有名なAmazonが提供するサブスクサービスKindle Unlimitedの魅力を解説します。
突然ですが、あなたは読書する本をどこで手に入れていますか?
本屋さんで紙の本を購入、または欲しい本の電子書籍版を買うにしても、1冊あたり1,000円近いお金を出費する場合が多いでしょう。本を買うのですから、お金を払うのは当たり前。そんなことは頭で分かっていても、1冊あたり1,000円近いお金が必要となると、「あまり出費を重ねたくないから読書は我慢しよう」と考えるようになるかもしれません。
我慢し始めて数ヶ月間は耐えられると思います。しかし、読書欲を抑え続けていると、あなたは好きに本を読めない現状にストレスが溜まってしまいます。
自由に読書できない状況に耐えられないあなたにおすすめしたいのが、電子書籍の読み放題サービス『Kindle Unlimited』です!
「どんなサービスなんだ?」と思うあなたのために、この記事では『Kindle Unlimited』の魅力を解説します。
私自身、このサービスは1年以上使い続けていますが、感想を求められたら「コスパが良い!」の一言に尽きます。実際に利用して感じたメリットとデメリットを書いていくので、使用感のイメージがしやすいでしょう。
記事を最後まで読んで、サービスの利用を検討してみてくださいね。
目次
Kindle Unlimitedとは?
Kindle Unlimitedとは、Amazonが提供する電子書籍の読み放題サービスです。
※引用元:Amazon Kindle Unlimited登録ページより
2022年1月時点で読み放題対象本は和書が47万冊以上、残りは全て洋書の合計200万冊を超える電子書籍を月額980円(税込)で読めます。
1冊読むごとに料金が発生するわけではありません。月に980円を1回払うだけでサービス対象本なら読み放題になるのです。
「さまざまな本を読んで知見を広げたい」という人にはピッタリなサービスですね。
Kindle Unlimitedを利用するメリット
早速ですが、Kindle Unlimitedを1年以上使って感じたメリットを解説します。
実際に感じたメリットは以下の通りです。
- 本を1~2冊以上読めば、月額料金の元が取れる
- オフラインでも本が読める
- 幅広いジャンルの本が読める
- さまざまな端末で利用できる
メリット①:本を1~2冊以上読めば、月額料金の元が取れる
1つ目のメリットは、読み放題対象の電子書籍を月に1~2冊以上読んでしまえば、月額料金980円の元が取れてしまう点です。
言葉で「月額料金の元が取れると言われてもイメージが難しい」と思うので、実際にKindle Unlimitedの対象本で比べてみましょう。
まずはビジネス書から見ていきます。
左の画像は1,100円で買える『ブランディングの教科書』、右の画像は1,881円で買える『失敗の科学』の電子書籍版です。
この2冊を購入した場合の合計金額と、Kindle Unlimitedの月額料金の差は以下の通り。
『ブランディングの教科書』と『失敗の科学』を買った場合 |
Kindle Unlimitedの月額料金 |
金額差 |
|
必要なお金(税込) |
1,100円+1,881円=2,981円 |
980円 |
2,001円 |
2冊の本を読めば約2,000円もお得で、ビジネス書なら1冊だけでも月額料金の元は十分に取れます。
次は小説などの書籍も見てみましょう。
左の画像は503円で買える『黒い家』、右の画像は580円で買える『ドクターホワイト』の電子書籍版です。
この2冊もビジネス書の場合と同様に、金額差を以下のように出してみました。
Kindle Unlimitedの月額料金 |
金額差 |
||
必要なお金(税込) |
503円+580円=1,083円 |
980円 |
103円 |
小説などの書籍は1冊だけなら月額料金の元は取れませんが、2冊読んでしまえばお釣りが出るレベルです。雑誌の場合は1冊あたり500~1,000円の本が多いので、1~2冊読んでしまえば月額料金の元が取れてしまいます。
ビジネス書や小説、雑誌1冊あたりの金額を考慮しても、1~2冊読んでしまえば、月額料金の元は取れてしまうんですよね。
メリット②:オフラインでも電子書籍が読める
2つ目のメリットは、Kindleアプリや専用端末を使えば、オフラインでも電子書籍が読める点です。
Amazonで取り扱う電子書籍は、以下の手順で本が読めます。
- Amazon内で本(電子書籍)の購入、またはレンタル
- 読書で使う端末に電子書籍データのダウンロード
- Kindleアプリや専用端末で電子書籍を読む
本を読む際にインターネット通信を行うのは、Amazon内で電子書籍のレンタルやダウンロードをするタイミングだけです。もしもスマートフォンなどのモバイル端末で読書する場合、Wi-Fi環境下で電子書籍のダウンロードをしておけば、モバイルデータの通信容量を使わずにどこでも本が読めるようになります。
私も外出先で多くの本を読む予定があった際には自宅のWi-Fiを使って、事前に電子書籍をダウンロードするようにしていますね。
メリット③:幅広いジャンルの本が読める
3つ目のメリットは、幅広いジャンルの本が読める点です。
Kindle Unlimitedでは、さまざまなジャンルの本をレンタルできます。
- 小説
- ビジネス本
- 実用書
- 漫画
- ライトノベル
- 雑誌
- 洋書
小説や漫画、ライトノベルを読むだけにサービスを使うのも良し。ビジネス本や実用書、雑誌など幅広い本を読んで、勉強目的で利用するのもアリです。
また、Kindle Unlimitedは月1ぐらいで特集ページが更新されます。
※引用元:Amazon Kindle UnlimitedのTOPページより
このページからあなたが普段読まないジャンルの本も薦められる時があるので、思わぬ本と出会う可能性もあるんですよね。
Kindle Unlimitedは何冊読んでも月額980円なので、あなた的に面白そうな本を見つけたら気軽に読めるのも嬉しい点です。
メリット④:さまざまな端末で利用できる
4つ目のメリットは、さまざまな端末で利用できる点です。
Amazonが扱う電子書籍を読める端末は以下の通り。
- スマートフォン
- タブレット
- PC(Windows・Mac)
スマートフォンやタブレットならiOSとAndroid、PCならWindowsとMac版それぞれにアプリがあります。「Android端末やMacを使っているからKindleアプリが使えない」みたいな事態はないので、安心してサービスを利用できます。
また、レンタルした電子書籍の管理はクラウド上で行っているため、どの端末から読んでも同じ位置から本を読み続けることも可能です。
例えば、家の中ではPCで読んでいた電子書籍の続きを、タブレットを使って外出先で読むみたいな使い方もできます。どこでも本の続きが読めるのは便利に感じました。
Kindle Unlimitedを利用するデメリット
次にKindle Unlimitedを使って感じたデメリットを解説します。
実際に感じたデメリットは以下の通りです。
- 発売された本や話題作が読み放題対象外の時がある
- 対象本は20冊まで同時にレンタルできる
デメリット①:新刊本や話題作が読み放題対象外の時がある
1つ目のデメリットは、新刊本や話題作が読み放題対象外の時がある点です。
Kindle Unlimitedの読み放題対象になる電子書籍は、主に以下の通りです。
- 出版されて数ヶ月以上経った本
- 個人出版された本
- 読み放題対象の新刊雑誌
実際に1週間以内に販売された対象本を見てみると、雑誌や個人出版の本が多く感じました。
※引用元:Amazon Kindle本の検索ページより
他には出版されて数か月以上経ったのに、話題になった本が対象本になっていないなど、少し物足りない感じもします。
例として、2016年に出版されて一時期話題にもなった『LIFE SHIFT』の電子書籍は、読み放題対象になっていません。
※引用元:Amazon 電子書籍『LIFE SHIFT』の販売ページより
とはいえ、一時期話題になった本も時間が経てば対象本になって読めるようになる可能性があります。Kindle Unlimited対象の本を中心に読んでいき、どうしても欲しい本が出た時だけ別料金で購入するのも、このサービスを有効活用する選択肢の1つです。
デメリット②:対象本は20冊まで同時にレンタルできる
2つ目のデメリットは、Kindle Unlimitedでレンタルして読める本は20冊までの制限がある点です。
Kindle Unlimitedでは20冊を超えて本のレンタルをしようとすると、一時的にレンタルしている本の利用を停止させなければなりません。
本の利用を停止させたとしても、もう一度レンタルしてしまえば、また同じ本は読めます。
しかし、「また本をレンタルするのが面倒」と感じる人にとっては、デメリットになるかもしれません。
でも、レンタルできる本が20冊で制限されているということは、積読(つんどく)防止につながるんですよね。
入手した本を読むことなく、自宅で積んだままにしている状態を指している。
※Wikipedia参照
「レンタルしている本はいっぱいあるけど、この本も読みたい」と本を読まずに借りようとしている人に対して、読書を促すための機能とも言えるかもしれません。
Kindle Unlimitedの口コミ
ここまで解説したメリットとデメリットは、あくまで私が実際に利用してみた感想から話しています。
「私以外の感想も気になる」というあなたのために、好評と悪評を2つずつ見てみましょう。
良い口コミ
まずは良い口コミから見ていきます。
1つ目はサービスがお得すぎるという声。
上記の口コミをされている人は、私と同じ感想を抱いているようですね。
2つ目は海外在住者にとって最高のサービスという声。
なぜ海外在住者にとって最高のサービスと言われているのかというと、Kindle Unlimited対象本は和書が47万冊以上に対して、洋書は約150万冊あるからです。
洋書は英文を読み慣れていない人から見ると何を書いているのかが分からないので、読むのは抵抗があるでしょう。
しかし、海外在住者は英語を日頃から使っていると考えられますし、英文を読むのは苦にならないのかもしれません。
英文を読み慣れていない人は47万冊以上読めて、英文を読み慣れている人は200万冊以上読めると考えると、受けられるサービスの恩恵に違いを感じるのではないでしょうか。
悪い口コミ
次に悪い口コミを見ていきます。
1つ目は、10冊レンタルに戻して、月額料金を半額にして欲しいという声。
上記の口コミをされている方は、レンタルした本をすぐに読むタイプの人らしいので、10冊で十分と考えているのでしょう。同時に借りられる本の冊数で、月額料金の選択肢を増やして欲しい気持ちは分かります。
とはいえ、Kindle Unlimited対象本の範囲が変わらなければ、料金変動は無いと思います。
そして2つ目は、雑誌以外は微妙という声。
確かに雑誌は新しく刊行された本もサービスの対象に入ることが多いので、優秀だと私は思います。
でも、新刊本や話題作、シリーズ作品の一部しか対象に入っていない場合も多いんですよね。
例えば、一度ドラマ化もされた死役所の漫画。
死役所の場合は、全20巻中7巻までがKindle Unlimitedの対象本なので、「最初はお試しで読んでみて、続きは別途購入してね」というサービス提供側の意思が感じられます。
※2022年3月時点
シリーズ作品は全て無料で読めないので、不満を抱く人がいるのも無理はありません。
でも、Kindle Unlimitedは月額980円で200万冊以上の本が読める良いサービスです。
定額の読み放題サービスで1つの作品を全巻読めるようにしてしまうと、本を書いた作家に利益が出ない恐れがあります。作家は「本を読み放題で読んでもらうよりは買ってもらおう」と考えるようになり、ついには読み放題対象本から外れてしまう可能性も考えられるんですよね。
作家への不利益が原因で一部の本が対象本から外れるぐらいなら、今の状態で良いのかなと私は思います。多くの本を定額で読めている分、まだ贅沢に感じますし。
Kindle Unlimitedを利用するために必要な3ステップ
次にKindle Unlimitedの利用手順を解説します。
どのような手段で電子書籍を読むのかによって少しの違いはありますが、今回はPCのKindleアプリで読書する手段をお話します。
- Kindle Cloud Readerを使う
- PCまたはモバイル端末専用のKindleアプリを使う
- Kindle電子書籍リーダーなどの専用端末を使う
PCのKindleアプリでサービスを利用する場合、必要な手順は以下の通りです。
- Kindle Unlimitedの登録
- 読み放題の対象となる本をレンタル
- レンタルした本を読む
ステップ1:Kindle Unlimitedの登録
最初はAmazonアカウントにログインした状態で、Kindle Unlimitedの登録ページに遷移しましょう。
↓スムーズに進めるなら↓
登録ページに遷移すると、「30日間の無料体験を始める」ボタンがあるので、そこをクリックして登録手続きを進めます。
あとは画面の指示通りに操作していけば登録できます。
ちなみに支払い方法は以下の3通りのみとなっているので、事前に準備しておきましょう。
- クレジットカード、またはデビットカード
- Paidy
- 携帯決済
ステップ2:読み放題の対象となる本をレンタルする
Kindle Unlimitedに登録した後は、AmazonのKindle本から読みたい本を選びましょう。
まずはAmazonのTOPページ左にある「すべて」をクリック。
表示されたメニューから「Kindle本&電子書籍リーダー」→「Kindle本」の順番にクリックすると、Kindle本の販売ページに遷移します。
販売ページに遷移した後、「Kindle Unlimited 読み放題」をクリックするとサービス対象本だけをピックアップしたページに遷移します。
表示されたページを見て、読みたい本があればクリックしましょう。
もしも、このページから読みたい本が見つからなかった場合、Kindle本の販売ページから「読み放題対象タイトル」にチェックを入れると、Kindle Unlimitedの対象本だけを検索することもできます。
あなたにとって面白いと思える本と出会える場合もあるので、とりあえず本が読みたいと思ったら探してみるのも良いでしょう。
話を戻しますが、読みたい本をクリックすると、本の詳細ページが表示されます。
表示されたページの画面右にある「読み放題で読む」ボタンをクリックしましょう。
同時にレンタルしている本が20冊を超えていなければ、以下の画面が表示されます。
これが表示されたら、本をレンタルした証拠です。
もしも20冊を超えていたら、以下の画面が表示されます。
この画面が表示されたら、既にレンタルしている本から1冊だけ利用を停止してから本をレンタルしましょう。
ステップ3:レンタルした本を読む
本をレンタルした後は、Kindleアプリを使って読みましょう。
Amazonが提供する電子書籍リーダーを指す。
Windows・Mac・iOS・AndroidOSに対応している。
アプリをインストールする場合、以下のリンクからダウンロードページに遷移します。
ダウンロードページに遷移した後は、以下画像の赤枠範囲内に各プラットフォームのアプリダウンロードリンクがあるので、こちらをクリックします。
あとは画面の通りに従ってアプリをインストールすれば、Kindleアプリは利用可能です。
アプリをインストールした後はKindleアプリを起動し、Kindle Unlimitedを利用しているAmazonアカウントでログインしましょう。
ちなみにAmazonアカウントでログインした後は、以下の画像のように表示されます。
レンタルした本をクリックすると電子書籍のダウンロードが始まるので、ダウンロードが終わるまで待ちましょう。
※PC版Kindleアプリの画面
電子書籍のダウンロードが終われば、本は読めます。
※電子書籍を読むときの画面
電子書籍を開いた後は、右か左にマウスポインターを置いてからクリックをすると、本のページがめくれます。
読書する本によって、どこをクリックすれば次のページに進めるかが変わるので、本を読み進める際には左右どちらも試してみましょう。
まとめ:定額で多くの本を読みたいならサービスを活用しよう!
Kindle Unlimitedの魅力をまとめます。
- 本を1~2冊以上読めば、月額料金の元が取れる
- オフラインでも電子書籍が読める
- 幅広いジャンルの本が読める
- さまざまな端末で利用できる
- 英文に抵抗が無ければ、200万冊以上の本が読める
これらの魅力から、Kindle Unlimitedの利用を勧めたい人は以下の通りです。
- 定額で多くの本を読みたい人
- 幅広く雑誌を読みたい人
いずれかに当てはまっているなら、一度利用してみて欲しいです。
月額980円が惜しいと考える人は、定期的にサービスをお得に利用できるキャンペーンプランを活用するのも良いですね。
※上記画像で指定するキャンペーンは、サービス2ヶ月分を1661円もお得に利用できる。
Kindle Unlimitedを利用して、お得な読書ライフを送りましょう。
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