【初心者向け】仮想通貨とは?特徴の紹介と今後を予想してみる

2020年10月から2021年4月にかけて、仮想通貨のビットコインは最高7,000万円を超えるまで値上がりしました。しかし、2021年7月時点では約4,000万円を切るまで大きく値下がりしています。

bitcoin_chat

引用元:coindesk「ビットコインの価格・チャート・相場【リアルタイム】」より

全盛期から約3分の2まで価値が下がったため、ビットコインを知らない人の一部は逆張りを狙おうと考えるかもしれません。

ビットコインなど仮想通貨への投資は、今の内に始めておいた方が良いのでしょうか。

結論、仮想通貨を知らずに投資をするのは止めた方が良いです。

投資を始める前に、仮想通貨がどのような金融商品なのかを知る必要があります。
こちらでは仮想通貨の特徴を紹介しつつ、今後の未来を予想いたします。

この記事で学べる内容
・仮想通貨の特徴や使われ方が把握できる
・有名な仮想通貨の種類が把握できる
・仮想通貨を購入できる取引所が把握できる

■目次
●仮想通貨とは?
-特徴1.仮想通貨のウォレットで管理されている
-特徴2.海外送金の手数料が安い
-特徴3.海外送金の着金が早い
-特徴4.取引が公開されている
●仮想通貨を手に入れる仕組み
-1.仮想通貨の入手経路を確保する
-2.入手する際に取引情報を参加メンバーに承認してもらう
●仮想通貨の種類は3,000種類を超えている
-1.ビットコイン(BTC)
-2.イーサ(ETH)
-3.リップル(XRP)
●仮想通貨を扱う取引所
-Coincheck
-GMOコイン
-DMM Bitcoin
●仮想通貨の今後は…?
●まとめ

仮想通貨とは?

仮想通貨とは、実態がない電子データの通貨です。
ソーシャルゲームなどに使われる限定的なゲーム内通貨に近い性質を持っており、主にインターネット上での取引に使われます。

まずは仮想通貨の特徴を解説いたします。

特徴1.仮想通貨のウォレットで管理されている

仮想通貨のウォレットは、通貨を預ける銀行口座のような保管場所です。
大きく分けて2種類のタイプがあります。

1つ目はインターネットに接続できるホットウォレット
少ない仮想通貨の保管や送金に向いていますが、ハッキングやウイルス感染などセキュリティ面のリスクがあります。

2つ目はインターネットに接続していないコールドウォレット
オフラインで管理しているのでハッキングなどのリスクは低く、高額な仮想通貨の保管に適しています。

特徴2.海外送金の手数料が安い

仮想通貨の送金は、使っているウォレットから別のウォレットに送る行為を指しています。
送金には手数料が発生しますが、銀行やオンラインバンクに比べて格安です。

代表的な仮想通貨であるビットコインを例とすると、1回の送金手数料は0.001BTC(ビットコイン)。
参照元:Coincheck「手数料」より

2021年7月時点のビットコイン相場は1BTCあたり約384万5,000円で、送金手数料は日本円に換算すると約3,800円です。

銀行の比較対象は、三井住友銀行で仮定するとしましょう。
海外送金にかかる手数料は店頭窓口で行う場合は最低でも7,000円が必要です。
参照元:三井住友銀行「海外への送金・外貨建て送金」より

送金手数料の他にも被仕向送金手数料などもあり、必要なお金はさらに加算されます。

仮想通貨の送金手数料は以前なら数百円程度でしたが、今は暗号資産の価値も高くなり、ビットコインは4桁まで跳ね上がっています。海外送金にかかる手数料に関しては、まだビットコインを使った方が安いでしょう。

特徴3.海外送金の着金が早い

仮想通貨は海外送金でも着金が早いです。
ビットコインを例とすると、処理遅れが無い限りは約10分で送金先に届きます。

銀行を経由して海外送金を行う場合は、国ごとにお金を変換させる作業などがあり、1日で相手に届くのは難しいとされています。ビットコインはインターネット上で送金先に直接つながっている点、国に定められた通貨ではないからこそ着金が早いと考えられるでしょう。

特徴4.取引が公開されている

仮想通貨は管理する組織が存在しない場合が多いです。
国によるコントロールは受けず、参加メンバー全員による民主的な運営が行われています。

P2P(ピアツーピア)と呼ばれる接続方式を採用し、取引情報は参加メンバーによって管理。年中無休で行われる取引を参加メンバーがお互いに承認し合い、「取引の正しさ」を担保しています。

さらに仮想通貨はブロックチェーン技術が使われており、過去の取引履歴全てが記録されています。取引の度に前回使われた情報を参照しているため、たとえデータを改ざんしてもすぐにバレてしまうでしょう。

P2Pとは

P2Pとはサーバーを使わず、私たちが使っているパソコンやスマートフォンなどの端末同士で直接つながる接続方式です。仮想通貨の取引だけでなく、SNSアプリのLINESkypeなどにも使われています。

P2P_kuraianto

一般的に使われる接続方式はクライアントサーバ方式で、P2Pとの違いはデータのやりとりを行う際にサーバは必ず必要ではない点にあります。

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンとは、P2Pでつながった複数の端末に暗号技術を組み合わせ、取引情報などのデータを同期して記録する技術です。一定期間の取引データをブロックとしてまとめ、端末同士で検証し合いながら正しい記録を鎖のようにつなげていきます。

仮想通貨を手に入れる仕組み

次に仮想通貨を手に入れる仕組みを解説いたします。
仮想通貨を購入・取引した後で手元にやってくるまでの手順は主に2つです。

1.仮想通貨の入手経路を確保する
2.入手する際に取引情報を参加メンバーに承認してもらう

それぞれ見ていきましょう。

1.仮想通貨の入手経路を確保する

まずは仮想通貨の入手経路を確保しましょう。
主な入手方法は下記の3通りです。

・取引所や販売所で購入する
・個人間で取引をする
・マイニングをして報酬をもらう

入手経路が確定した後、仮想通貨の取引データに新しいブロックの生成準備を行います。
正しい記録をブロックの中に入れるために、参加メンバーはマイニングと呼ばれる取引の承認作業に取り掛かります。

2.入手する際に取引情報を参加メンバーに承認してもらう

次は取引情報を参加メンバーの手でマイニングしてもらいます。
マイニングの仕組みは下記の通りです。

引用元:GMOコイン「ビットコイン(BTC)のマイニングとは?」より

一番早くブロックを生成した参加メンバーには、報酬として新しい仮想通貨が貰えます。
報酬目当てでマイニングに参加する人もいますが、世界中の誰よりも早く承認作業を行うには高性能な専用ハードウェアを用意するなどの準備が必要です。

マイニングするための設備や資金が必要なため、個人で報酬を狙うのは難しいでしょう。

仮想通貨の種類は3,000種類を超えている

2020年5月15日時点では、仮想通貨の種類は3,000種類を超えています。
3,000種類中、日本で購入できるのは一部のみです。今回は代表的な3種類の仮想通貨をご紹介いたします。

1.ビットコイン(BTC)

2008年にサトシ・ナカモトが公開した「ビットコイン: P2P 電子通貨システム」がきっかけで作られた仮想通貨です。2021年7月時点では仮想通貨の中で時価総額が高く、暗号資産の代表ともいわれています。

ビットコインの発行枚数は2,100万枚に設定されており、2021年3月末時点では89%程度が発行・流通しています。

2.イーサ(ETH) ※通称:イーサリアム

イーサリアムは分散型アプリケーションや、スマート・コントラクトを構築するために使うプラットフォームを指しています。プラットフォーム上で使われる共通の仮想通貨はイーサと呼ばれ、ビットコインに次いで時価総額が高いです。

特徴としては発行上限と半減期がない、ブロックチェーン上に設定した要件を自動で実行するスマート・コントラクト機能が挙がります。イーサリアムを用いた決済システムが実用化されると、人を介した契約が必要なくなります。

人件費や手数料を減らせる可能性があるため、将来性のある仮想通貨といえるでしょう。

3.リップル(XRP)

リップルはアメリカに拠点を置いている会社「Ripple Inc」が管理・運営する分散型台帳技術を利用した送金システムです。送金システム内で使われる仮想通貨として、XRPが使われています。時価総額はビットコインやイーサリアムより低いですが、仮想通貨の話題になると頭に浮かぶ暗号資産の一つではないでしょうか。

特徴としては決済速度の速さです。
ビットコインでは最短10分程度かかっていた決済が、リップルでは数秒で行えます。

仮想通貨を扱う取引所

仮想通貨の特徴を知った上で、「やっぱり投資したい!」と考える方もいるでしょう。

投資を考えた方のために、日本国内で仮想通貨を購入できる取引所をご紹介いたします。あくまで有名な3か所を紹介するので、購入を検討している方は自身で調べてみるのも良いでしょう。

Coincheck

Coincheckは、コインチェック株式会社が運営する取引所です。
特徴としては下記の要素があります。

・2020年9月時点では16種類の仮想通貨を約500円から購入できる
・最短10秒でスマートフォンから仮想通貨を購入できる
・月々1万円から自動で積み立て投資ができる
・対象エリアであれば電気やガス料金をビットコインで支払える

少額から仮想通貨の投資ができ、光熱費の支払いも可能なCoincheck。
2019年12月時点から国内仮想通貨取引アプリの中でもダウンロード数が最も多い取引所です。

GMOコイン

GMOコインは、GMOインターネットグループに属しているGMOコイン株式会社が運営する取引所です。
特徴としては下記の要素があります。

・2021年6月時点では13種類の仮想通貨を購入できる
・1,000円未満の少額投資から始められる
・現物取引やレバレッジ取引など様々な取引方法が可能
・所持中の仮想通貨を使って賃借料を受け取れる

様々な取引方法と仮想通貨の貸し出しでも稼げるGMOコイン。
2021年暗号資産取引所の現物取引において、オリコン顧客満足度1位を獲得した取引所でもあります。

DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは、株式会社DMM FXホールディングスが運営する取引所です。
特徴としては下記の要素があります。

・12種類の仮想通貨を購入できる
・入出金と入出庫時や取引手数料が無料
・土日祝日を含めた365日対応サポート

DMMグループはDMM FXなどのネット証券会社も運営しています。
DMM FXはFX口座の中でもサービスレベルが高いとされているため、取引ツールの使い勝手は良いでしょう。

仮想通貨の今後は…?

投資手段の一つである仮想通貨。

どの国にも属さない通貨として存在していましたが、2021年6月9日に中米エルサルバドルがビットコインを法定通貨とする法案を可決しました。エルサルバドルの国民7割は銀行口座を持っていないといわれている点、海外からの送金に頼っている点からビットコインを法定通貨にしたとされています。

参照元:ITmediaビジネスオンライン「ビットコイン急騰、中米エルサルバドルで法定通貨に 世界初

最初の事例が生まれた影響で、似た状況の国も法定通貨にしようと考えるかもしれません。

他にも仮想通貨による決済の普及既存企業や金融機関が暗号資産の市場に続々と参入する流れができれば、通貨の価値も上がってくるでしょう。

イーサリアムを使った決済システムの構築、デジタルコンテンツに独自の価値を与えられるNFT。それぞれの仮想通貨が持つ特性を利用したシステムが、数年後の未来では一般的になっているかもしれません。

まとめ

仮想通貨の特徴を紹介、今後の未来を予想してみました。

様々な仮想通貨が持つ特性やブロックチェーンを使ったシステムが世間に認められると、通貨の価値は上がるでしょう。しかし、他の投資同様に価格変動の予測は難しいです。

どうしても投資したいと考える方は少額投資を意識し、結果に期待せず仮想通貨を持ち続けておくと良いでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする